ニル・ツク博士は、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)、アントレプレナーシップ(起業家精神)、そしてイノベーション文化の分野における第一人者であり、25年以上にわたる国際的な実績を持つリーダーです。現在はニューヨーク大学にてグローバル・ディスティングイッシュト・スカラー(特別教授)として活躍しています。2018年には、ニューヨークとテルアビブを結ぶイノベーションの架け橋として「インパクト&イントレプレナーシップ研究所(Institute for Impact and Intrapreneurship)」を設立。起業家的思考を、社会的に恵まれないコミュニティにも広げる活動に力を注いでいます。これまでに、Idealist.orgの成長責任者や、世界72カ国にわたる数千人のソーシャル・アントレプレナーを支援するAshokaのグローバル・フェローシップ・ディレクターを歴任。ケンブリッジ大学で社会政治学の博士号を取得し、ソーシャルネットワークと意図的コミュニティに関する研究を行ってきました。2017年および2018年には大阪大学でアントレプレナーシップの客員教授も務めています。